正一位・従一位などの高官が儀式のときに持つ笏 をこの材で作ったことが名前の由来とされる常緑針葉樹です。寒い地域には10ｍを超える大木が数多く存在します。生垣として用いたり、コニファーとして和・洋問わず使われます。雌株には赤い果実でき、甘い果肉は食用です。ただし、種子は有毒で幹や茎にも毒性があります。

 

３～４月頃に黄褐色の花をつけます。９月頃から種子は赤色の仮種皮に包まれて成熟します。

 

日当たりの良い場所で水はけの良い、肥沃な土壌に植えます。乾燥を嫌いますが高温多湿も苦手なので、夏期は涼しい時間に 水やりを行います。肥料は、剪定後と寒肥の２回程度です。剪定は、枝に葉を残しながら樹形を整えるように刈り込みます。
病害虫はあまり発生しません。

 

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